女医のときどきブルーな日々

ときどき下を向いてしまう30代女医のつぶやき。「コーチング」「着物」「育児」などなど。

一度にインプットできる量は決まっている

こんにちは。
コーチングプレイス認定コーチのあおです。

 

 

ここ3ヶ月ほど、めっきり本を読まなくなりました。

読みたい本がゆっくり溜まっていくものの、以前のような「隙間時間があれば読書!」までのモチベーションはありません。

1月から5月ごろまでは、月に10冊弱の読書をしていたので、いきなり読めなくなって驚いています。

 

 

本を読みたい!という気持ちがなくなった原因を考えていたら、読書以外でのインプットが非常に多かったことを思い出しました。

 

 

5月から8月末にかけて、学会発表をしたり症例報告を書いたりしていました。

学会発表や症例報告というのは「こういう患者さんの症例を経験しました」と報告するものなんですが、ただ患者さんの経過を報告するだけでは不十分で「その症例からなにが言えるか?どのようなことが今後の医学に影響するか」も含めて考察をします。これが毎回、けっこう大変です。

 

単純に病気の経過をまとめるだけでなく、関連する文献を調べて読み込む必要があります。

今回の学会発表では英文・和文あわせて最低10本、症例報告(論文)だと30本くらいは読んでいました。(量が多ければ良いってもんでもないんですけどね)

 

ビジネス書では「インプットよりアウトプットを大切に」と書かれていますが、この手の発表だと、体感的には「インプット 99、アウトプット 1」です。

「1」を話すためには、それ以上に多くのことを学んでおかなければなりません。「学ぶ」「知る」だけでなく「検証する」「考察する」作業も必要です。そのため、必然的にインプットが多くなります。

 

振り返ると、5月から8月までこのインプット作業をゴリゴリしていました。

文献を調べ、読み込み、抽出し、自分の発表を組み立て、足りない部分や弱い部分を補強するために文献検索。内容を吟味し、考察を組み立て、矛盾や不測があればまた調べて考えて書く。その繰り返し。

 

 

 

私の場合、本を読むにもそれなりの「負荷」を感じてしまいます。「論文ばっかり読んでいるから気分転換に普通の本を読もう!」とはならず、むしろ「仕事であんなに論文を読んでいるんだから、家にいるときまでインプットしたくない」という気持ちになります。

そんな状況だったので、仕事以外のインプットをしたい、という気持ちがすっかりなくなってしまい、読書をお休みせざるを得ませんでした。

読書を「息抜き」に使える人が羨ましいです。

 

そんなわけで、ここ数日の「読書離れ」は、私が許容量を超えてインプットをしていたがために、読書が入り込める余地がなかったことが原因となります。

 

 

9月になって仕事がひと段落し、息子がCOVID-19に感染して急遽10日弱の自宅待機があったこともあって、少しずつ読書への関心が戻りつつあるように思います。

 

 

溜まっていく積読たち。ゆっくりとメモをとりながら、静かに腰を落ち着けて読みたい。

 

 

投稿した論文は遠からず結果が返ってくるし(エディターに修正を要求されたらまたゴリゴリ作業して直さないといけません)、11月にはとある専門医試験も控えているので、なんだかんだインプットの日々が続きます。

 

あれもこれもと気になりますが、残念ながら私のインプットの上限は決まっているので、優先順位をつけていくしかありません。

 

積読は今年中に解消したいと思います。

 

 

 

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