女医のときどきブルーな日々

ときどき下を向いてしまう30代女医のつぶやき。「コーチング」「着物」「育児」などなど。

長期的なキャリアについてのあれこれ。

こんにちは。

コーチングプレイス認定コーチのあおです。

 

昨日のマツコの知らない世界

不意に、好きな音楽が流れました。

 

 

前編の「アニソンの世界」紹介されていた

志方あきこさんの「片翼の鳥」という曲。

 

うみねこのなく頃に」という作品の主題歌に使われた

イタリアのオペラと、アジア風の曲調が入り混った迫力のある楽曲です。

 

 

志方あきこさん、20年くらい前から密かに追いかけています。

もともとは民族調の楽曲を作られていたんですが

そのほかにも造語や多重録音を駆使した独自の世界観を作られている歌い手さんです。

 

shikata-akiko.com

 

有名なのだと

アルトネリコ」「Messiah」「シェルノサージュ」とか。

「ダークサイドミステリー」のOP・EDにも使われていますし

「花燃ゆ」や「元彼の遺言状」にも楽曲・コーラス提供されています。

 

 

2001年から個人で活動を始めて

2005年からはメジャーデビュー。

 

メジャーデビュー当時は、友人と「もしかしたらミュージックステーションで志方さんが見られるかもね〜」なんてことも話していました。

 

ファンとしては、心のどこかで「コアなファンだけじゃなく、広く知られてほしいな」とも思っていました。

 

 

それから17年。(長い)

ミュージックステーションのような”大衆向け”の場所に、パーン!と出ることは多くありません。

むしろ今も「ゲームやアニメ作品に親しんだコアなファンが知る人」というポジションは変わらないかもしれません。

 

それでも、20年以上に渡ってコンスタントに曲を作り続けているのは本当にすごいと思います。

 

私は志方あきこさんが大好きで

稀有な才能や努力や歌唱の持ち主だと思っています。

 

その一方で、ご本人の中で得意と不得意なことがしっかりある人だな、とも思います。

 

多分、大衆向けの場面に出てくるのはちょっと苦手。

でも、小規模でのアットホームなライブやお茶会は好き。

 

もともと、そんなに露出が多い人ではないですし

たぶん、それは今も変わっていないでしょう。

メジャーデビューをした当初は、自分の得意なスタイルと、メジャーレーベルで求められることにギャップを感じていたのかもしれません。

 

 

志方あきこという人は、歌い手である以上に作り手でもあります。

作品だけでなく、作品を取り巻く「世界」を作ることに情熱を抱く人。

その「世界」に魅入られた人が、コアで温かいファンになっていく。

決して目立つものではないかもしれないけれど、作品を介して、彼女とファンの間には温かな循環があります。

 

 

彼女が築いてきた20年越えのキャリアを見てみると

中長期的に仕事を続けていくのに大事なポイントがあるように思います。

 

短期的な成果や華々しさだけを求めるのではなく

自分の不得意なものとは距離をとり

自分が得意だったり、心から楽しめるものを細く長く育んでいく。

そしてコアなファンを作っていく。

 

20年以上にわたって、自分で楽曲を作り、自分で何百ものコーラスワークを重ねていくというのは、並大抵のことではありません。

体力も気力も要していることでしょう。

それでもこんなに長く続け、他の人が真似できないものを生み出し続けている。

 

人生100年時代を生きる私たちにとって

彼女のキャリアの積み重ね方は、特に長期的な視点において、すごく参考になる部分が多いように感じました。

 

 

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